エンジン作業 4G63 2.3L KIT
着々と進んでおります。
現在ヘッドガスケット入荷待ち。
ボルトの伸び量で管理
最近製作してもらった超便利工具のご紹介!
実戦でもしっかりと使えましたのでご紹介いたします。
かなりの時間短縮が可能となりました!
エンジンが降りている状態でも脱着に苦戦するRB26のクランクプーリーボルト。
かなりのトルクで締まっているのでクランクプーリーの固定に苦労していました。
今までの工具はクランクプーリーに要らなくなったリブベルトを巻き付けて専用の工具でクランプする方法。
強烈にボルトが締まっていると、締付しているベルトが滑ってしまい何度も巻きなおししたりですごく時間がかかっていました。
それでも緩まない場合はスターターモーターを取り外してフライホイールのリングギヤにストッパーギヤを取付けする方法。
こちらはセット出来れば固定はばっちりなのですが、エンジンの一番前側のボルトを緩めるのに、一番後ろを固定して一番先端部分に大トルクをかけるので、どこかに負担がかかりそうなので最終手段として使用していました。
こちらもセットに時間がかかってしまうことが難点でした。
作業するたびにこんな工具があったら欲しいなと思っていたのですが、売っている物は無く。
結局作ってもらう事となりました。
出っ張りとくぼみを嚙み合わせてボルトで固定します。
後はこの部品に回り止めするものを取付けすれば良いだけ。
当店ではこんなものを取付けしました。
後は巨大なラチェットレンチで回すだけです。
KTC製です。スナップオンのちっちゃいラチェットレンチよりも安かったです。
緩めるだけであれば何かしらの方法はたくさんあるのですが、規定トルクで締付する事が出来ないのでこういった工具が欲しかったのです。
もっと早くに作ってもらっておけばよかった。